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- 甘酒へのこだわり
甘酒に使うお米の特徴
稲作にぴったりの気候環境

山間部に作られた棚田は、平坦地の水田に比べ昼夜の寒暖差が激しいため栄養や旨味がつまったお米が育ちます。昼は太陽の光をたっぷりと浴び、冷え込みの厳しい夜に栄養や旨味をじっくり閉じ込めます。
栄養と旨味の詰まったお米から作り出される甘酒は、味わい深くすっきりとした飲みごたえです。
栄養の詰まった新鮮な水を使用

米の命ともいわれる水は水神龍王様の清らかな水によって育てられています。
棚田には生活用水が入らないため、非常に綺麗な水で米作りができます。また、水の入れ替わりが早く常に新鮮で栄養分を含んだ水を吸収して育っています。
清らかなで栄養価の高い水を使用したお米から生まれる美味しい甘酒を、ぜひ一度ご賞味ください。
有機肥料で育てた雑味のないお米の優しい味

当農園では畜産・養鶏農家より堆肥散布を行っております。
自然の有機肥料として使用することにより、化成肥料の使用を抑えられ、お米に雑味がありません。
優れた環境によって育てられたお米だからこそ、砂糖不使用でもお米本来の旨味が強く、優しい味の甘酒をご提供できます。
おいしい甘酒が出来るまで
1.お米の収穫~精米

原材料のお米に着目し、当農園で収穫した特別栽培米のヒノヒカリのみを使用しております。農薬使用回数を出来る限り抑えたお米で作った輝ファーマーズの甘酒は、お米本来の旨味を味わえます。
収穫したお米は、温度・糖度の管理を徹底した環境で精米され、蒸しの工程に進みます。
2.浸漬~蒸米・製麹

お米の汚れやぬか分を剥離させた後、水と米糀(麹)を入れ、一晩かけてふんわりと蒸しあげます。
発酵は一定の温度を超えると止まってしまうため、温度管理を徹底して行います。そして、徹底された管理により米麹が米本来の甘みを引き出し、すっきりした味わいに仕上がります。
一定の圧力を加えながら蒸すことでβデンプンがαデンプンへ変化し、砂糖不使用でも強い甘みを感じられます。
3.仕込み・糖化発酵

蒸したヒノヒカリに水と国産米米麹を入れ、じっくりと一晩かけて発酵させます。
こちらの工程でも一定の温度管理の下、製造していきます。
糖化発酵が完了しましたら、甘酒の完成です。
殺菌を済ましたのち、瓶に詰められたものからお客様のもとへ届けられます。
有田町の方々と連携した循環型農業

当園では、地元の畜産農家の方々と連携し「循環型農業」に取り組んでいます。
「循環型農業」とは、可能な限り有機資源を活用して、循環させる農業の方法です。
減農薬に努めており肥料は酵素・有機を使用しているため、化成肥料は最低限しか使用しておりません。
稲刈収穫後の耕起は大きな土玉で寒風にさらし、冷雨や降雪等による病害虫駆除を行っております。
また、土作りでは畜産・養鶏農家より堆肥散布したり、水管理では水神竜王様の清らかな水を使用したりと当農園では自然由来のものを使用しております。
そして、お米の品質を安定させることが日本の食糧自給率の向上につながり、将来の食糧問題解決にも貢献できます。
私たちはこのように、地域が一体となって「循環型農業」に取り組み、先代から受け継がれた有田町の自然を守り、これからの農業を支えていきます。